生歌解説〜15年目突入記念特別企画 桑田佳祐・生歌スペシャル!〜

今回は、曲数が多いので、企画全体の感想とさせていただきます。

放送日:09年4月18日
テーマ:15年目突入記念特別企画 桑田佳祐・生歌スペシャル!

曲名:You Can't Do That
オリジナル:Beatles(ビートルズ)
収録アルバム:A Hard Day's Night



曲名:愛燦燦
オリジナル:美空ひばり
収録シングル:川の流れのように/愛燦燦



曲名:あの時君は若かった
オリジナル:ザ・スパイダース
収録アルバム:ザ・スパイダース・スーパー・ベスト



曲名:栞のテーマ
オリジナル:サザンオールスターズ
収録アルバム:ステレオ太陽族



曲名:L-O-V-E
オリジナル:Nat King Cole (ナット・キング・コール)
収録アルバム:ナット・キング・コール・ベスト



曲名:シクラメンのかほり
オリジナル:布施明
収録シングル:シクラメンのかほり/マイウェイ/そっとおやすみ



曲名:Georgia On My Mind
オリジナル:Ray Charles (レイ・チャールズ)
収録アルバム:グレイテスト・ヒッツ



曲名:祇園小唄
オリジナル:藤本二三吉
収録アルバム:昭和を飾った名歌手たち(5)



曲名:Tears In Heaven
オリジナル:Eric Clapton (エリック・クラプトン)
収録アルバム:BEST OF



曲名:そして、神戸
オリジナル:内山田洋とクール・ファイブ
収録アルバム:ヒットコレクション 決定盤



曲名:男はつらいよ
オリジナル:渥美清
収録シングル:男はつらいよ/泣いてたまるか/祭りのあと



曲名:祭りのあと
オリジナル:桑田佳祐
収録シングル:祭りのあと



和洋もジャンルも問わず歌い、そして、魅せた、まさに「歌手・桑田佳祐ここにあり!」といった素晴らしい内容でしたね。

でも、気になる点がありました。
それは選曲です。

今回の選曲はリスナーからのリクエストに基づいたものだったと思いますが、それにしても、古き良き名曲ばかりなんですよね。
何せ一番新しい曲が1994年にリリースされた「祭りのあと」ですから。

誤解しないでもらいたいんですが、僕は今回の選曲に異論を唱えてるんじゃありません。
歌詞こそあやふやですが、メロディーは全部知ってる曲ばかりで心から楽しめました。
ただ不思議に思ったんです。
「リスナーには若年層が少ないのか?」
「最新のヒット曲をリクエストした人が少なかったのか?」
「90年代後半以降のヒット曲には桑田さんが歌ってみたいと思えるような魅力がないってことなのか?」と。

若さや新しさがあればいいってもんじゃありません。
でも、それらがなければ、何であれ、衰退の一途を辿るだけです。
桑田さんには若年層の新規ファンをこれからも獲得し続けてほしいですし、音楽界には桑田さんのようなベテラン・ミュージシャンを唸らせる新たな才能の持ち主が次々と登場してきてほしい。
そう願うばかりです。

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