生歌解説〜WORK SONG〜

放送日:06年9月16日
曲名:WORK SONG
オリジナル:アダレイ・クインテット
収録アルバム:ゼム・ダーティ・ブルース+2



この曲は、アルトサックス奏者のジュリアン・キャノンボール・アダレイ(兄)とコルテット奏者のナット・アダレイ(弟)の兄弟を中心としたアダレイ・クインテットが1960年にリリースしたジャズの名曲で、作曲は弟のナット・アダレイによるものです。

後に歌手のオスカー・ブラウン・ジュニアがこの曲に歌詞を付けてリリースしたことで、この曲はジャズ・ファン以外の大衆にも広く知られるようになりました。
我が国でもこの曲の人気は高く、CMその他で使われたりしているので、皆さんの中にも「ジャズはそんなに聴かないけど、この曲のメロディーには聞き覚えがある」という方がたくさんいると思います。

今回の生歌はこうした背景を持つ曲だったわけですが、桑田さん、やってくれましたね。
歌詞の全容についてはここで触れるのはよしましょう(笑)。

興味深かったのは原詞の「ワーキン」を「パツキン」に替えたことです。
まず「パツキン」ありきで他の歌詞を逆算的に作詞(替え歌)したのか、それとも、頭から作詞してサビの「パツキン」に至ったのか、どっちなんでしょう?
過去の桑田さんの発言からすると、たぶん前者だとは思いますが、真相やいかに?

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