生歌解説〜リンゴの唄(〜マンゴの唄)〜

放送日:06年3月18日
曲名:リンゴの唄(〜マンゴの唄)
オリジナル:並木路子
収録アルバム:並木路子/全曲集

この曲は1945年の9月に公開された、戦後初の邦画・そよかぜの挿入歌です。
主演の並木路子さんがりんご園でこの曲を口ずさむシーンが話題になり、翌46年にレコード化され、戦後初の大ヒット歌謡曲になりました。

上記のデータ紹介で曲名を「リンゴの唄(〜マンゴの唄)」と記しましたが、これは、桑田さんがオリジナルの歌詞に続いて、替え歌を歌ったからです。

18日の放送を聴かなかった方の為に詳しく説明しますと、桑田さんが独りでオリジナルの1番を歌い終えた後、スタッフたちと一緒に「リンゴのリの字をマに替えて!」と声を挙げ、オリジナルの1番の歌詞を下記のものに替えて合唱したのです。

赤いマンゴに 口びるよせて
だまってみている 黒い穴
マンゴはなんにも いわないけれど
マンゴの気持は よくわかる
マンゴ可愛いや 可愛いやマンゴ
マンゴ〜!
(替えられた箇所以外の表記はサトウハチロー氏作のオリジナルに準拠)

しかも、こうしたエロ歌では定番の桑田さんの悪い虫がまた出まして、「ゴ」を確信犯的に数回「コ」と歌っていました。

プロデューサーやディレクターはきっと苦笑していたことでしょうね。
始末書の文字を頭に浮かべながら。

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