生歌解説〜故郷(ふるさと)〜

放送日:06年2月18日
曲名:故郷(ふるさと)
オリジナル:尋常小学唱歌第六学年用(大正3年〔1914年〕)
収録アルバム:小学唱歌集「ふるさと」、他

この曲は唱歌の名曲で、小学校を卒業した人なら、誰もが一度は歌ったことがあるでしょうから、今回はいつものようなデータ的な内容ではなく、僕の私見を語ります。

(その1)
「兎追ひし かの山」というフレーズですが、僕はずっと「野山を駆け回って、兎と戯れてる」微笑ましい光景を想像してました。
でも、実はそうじゃなくて、このフレーズは「食する為の兎狩り」を描写したものなんだそうですね。
大正当時の禁じられた遊びといったところなのかもしれませんが、それが生きることに直結してたのかと思うと、この曲に新たな重みを感じます。

(その2)
「私だけ?」(〔C〕だいたひかる)
この曲をスロー・テンポで演奏すると、イギリス国歌(God Save The Queen)っぽく聞こえる。

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