桑田語辞典〜なれ合い・なれあい〜

「なれ合い・なれあい」(「女呼んでブギ」他、多数)

辞書によると、「なれ合い・なれあい」は「事前に示し合わせて事を運ぶこと。ぐる」の意味であるが、桑田さんの歌詞を読むと、「裏取引が成立しているダーティーな関係」を意味するものではなく、「すっかり馴れている様」を表しているように思える。

更に、同じ「すっかり馴れている様」であっても、テーマによって微妙に意味の使い分けをしているようで、例えば、モテモテの男を描く際には「(女を抱くことに)馴れている」の意味で、片想いを描く際には「逢う機会の多い親しい間柄(になりたいという願望)」の意味で、そして、冷めかけた恋人関係を描く際には「新鮮味のなくなった倦怠期」の意味で「なれ合い・なれあい」を用いている。

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