私はピアノ

No.17
Date: 2001/07/09(Mon) 11:39
Name: キタヤワダチ
Subject: わたしはピアノ

カラオケに行くと「私はピアノ」には2パターンありますよね?
サザンヴァージョンの方で・・・

「おいらを嫌いになったんとちゃう?」
「う〜ん そんな事ないわいな」
「あっそう!」
「この先どないせいと言うのじゃじ?」
「そんな事知るかいな〜」
「(笑)」

というフレーズがありますが一体
何の脈絡があるというのでしょう?
またどこの方言なんでしょうか?
関西人である私にも理解不能ですし
カラオケでこいつを独りでやるには辛すぎます。
良い対処法などがあれば教えて下さい。
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No.18 -> No.17
Date: 2001/07/10(Tue) 00:18
Name: マーシャ@桑田節
Subject: ありがとうございます!

お題のカキコ、ありがとうございます!
マニアックな趣旨の掲示板なので、「このままずっと僕独りが書き込むのかも」と心配でした。
あなたのカキコを見て、とても嬉しく思っています。
宜しかったら、今後とも宜しくお願いします。
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No.19 -> No.17
Date: 2001/07/10(Tue) 00:42
Name: マーシャ@桑田節
Subject: Re: わたしはピアノ

> カラオケに行くと「私はピアノ」には2パターンありますよね?
> サザンヴァージョンの方で・・・
>
> 「おいらを嫌いになったんとちゃう?」
> 「う〜ん そんな事ないわいな」
> 「あっそう!」
> 「この先どないせいと言うのじゃじ?」
> 「そんな事知るかいな〜」
> 「(笑)」
>
> というフレーズがありますが一体
> 何の脈絡があるというのでしょう?

解釈その1
“虫歯のブルース〜インディアン協奏曲”その他で見られるように、桑田さんは全く異なる二つの曲をくっつけるということをたまにしますが、“私はピアノ”では曲中に全く異なる曲を組み込んでしまうという荒業をやってしまったのでしょう。
ですから、このフレーズに大意はないと思います。

解釈その2
この曲は、終わった恋を回顧している女性が自問自答しているというストーリーですが、その中で特異なこのフレーズは彼女の願いが込められた空想の場面だと思います。
つまり、現実には彼女がフラレたわけですが、「彼に愛情を確かめられたかった」、「もっと彼の方から能動的に愛してほしかった」という願望が空想になって現れているのだと思います。
では、何故方言なのか?

解釈A
都会で生活している地方出身者は、人と話す時は常に標準語でも、独り言や考え事をしている時、つい方言に戻ってしまうことがあります。
このフレーズはこの例に該当すると思います。

解釈B
ひどい虐待を受けたり、受け止められない程の大きな悲しみを背負った時、人はその辛い現実から逃れる為にそれまでの自分とは全く異なる別の人格を無意識に作り上げてしまうことがあります。
そして、不幸にも別人格を作り上げてしまった人は多重人格者と呼ばれています。
実は、彼女はその多重人格者で、彼との別離があまりにも大きな悲しみだったため、彼女の中の別人格が現れ、日常では使わない言葉で空想しているのです。

> またどこの方言なんでしょうか?
> 関西人である私にも理解不能ですし

僕はてっきり関西弁だと思ってました。
部分的には似てるようですが、関西弁とは違うんですね。
今度調べてみます。

> カラオケでこいつを独りでやるには辛すぎます。
> 良い対処法などがあれば教えて下さい。

確かにこのフレーズは曲の中で浮いていて、悪く言うと、曲の雰囲気を一気にぶち壊してる感もあるので、サザン・ヴァージョンをカラオケで歌うには辛いものがありますよね。
いっそのこと、このフレーズがカットされている“高田みずえ・ヴァージョン”で歌ってみてはいかがでしょう?
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No.20 -> No.17
Date: 2001/07/14(Sat) 15:46
Name: キタヤワダチ
Subject: Re: わたしはピアノ

高田みずえですか?ダメですよ・・・

あきません!

サザン崇拝者は・・・

あくまでも・・・

サザンヴァージョンを

歌いきってこそ

桑田魂を憑依させる事ができるのです

例え音痴でもナッ・・・痛ッ
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No.22 -> No.17
Date: 2001/07/16(Mon) 21:02
Name: マーシャ@桑田節
Subject: おみそれしました!

> サザン崇拝者は・・・
> あくまでも・・・
> サザンヴァージョンを
> 歌いきってこそ
> 桑田魂を憑依させる事ができるのです

ワダチさん、それでこそサザン・ファン!
妥協案を出したことがとても恥ずかしく感じてます。
これからは自分にもサザン・ファンにも厳しく対処していきますので、宜しく!

No.122
Date: 2001/10/05(Fri) 23:17
Name: crazy-fingers
Subject: 私はピアノ

こんばんは。

私は、”ジャジ”が分かりません。どういう意味ですか?方言とか何でしょうか?マーシャさん。
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No.124 -> No.122
Date: 2001/10/07(Sun) 01:34
Name: マーシャ@桑田節
Subject: Re: 私はピアノ

♪おいらを嫌いになったとちゃう そんなことないわいな
あっそう!この先どないせというのジャジ
そんなこと知るかいな

桑田さんはこの曲に限らず、大阪弁(もどき?)を使うことがあるので、僕はこのフレーズもてっきり大阪弁だと思ってましたが、ワダチさんによると、大阪弁ではないとのことでした。

それで、“ジャジ”をネット上で検索してみたんですが、該当する内容のページが見つからず、どうしたもんかと悩んだ末、大阪弁以外で桑田さんが身近に感じる方言は何かと考えて、大森さんと松田さんの出身地である宮崎の言葉ではないかという仮説を立ててみました。

この仮説から改めて調べてみたところ、宮崎では語尾に“じ”をつけるということがわかりました。

まだ確定は出来ないので、僕の推測を言うと、“ジャジ”は一つの単語ではなく、“じゃ”と“じ”がくっ付いたものだと思います。

桑田さんはこの“じゃ”と“じ”の組み合わせによる“じゃじ”という聞き慣れない語尾の音感が気に入って、歌詞に使ってみたんでしょう。
カタカナの“ジャジ”という表記は桑田さんのそんな気持ちが表れているような気がします。

それにしても、大阪弁(もどき?)と宮崎弁のチャンポンとは、桑田さんもややこしいことをしますね。
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No.125 -> No.122
Date: 2001/10/07(Sun) 01:36
Name: マーシャ@桑田節
Subject: 余談

余談ですが、僕が知ってる限りの“ジャジ”の意味を以下に記します。
ただし、歌詞の中の“ジャジ”とは全く関係ありません。

意味その1
韓国語で男性器を意味するそうです。
スラングかもしれません。

意味その2
スチュワーデスをスッチーと呼ぶような感覚で、いつもジャージを着ている人やそういうイメージのある人をジャジと呼ぶようです。

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