東京サリーちゃん
No.34
Date: 2001/07/22(Sun) 03:02
Name: 牛乳ぞうきん
Subject: 初めまして
初めまして。牛乳ぞうきんと申します。
怪しいHN ですが、決して(?) 怪しい人物ではありません。
この度は書き込みありがとうございました。
私的に難解な曲と言えば「東京サリーちゃん」ですね。
具体的な言葉を並べている割には、なかなか抽象的な歌詞です。
桑田さんらしいと言えば、らしいのですが。
自分なりに解釈はしてるのですが、人によってはいろいろな解釈が存在する歌だと思います。
是非、マーシャさんの解釈を聞かせてください。
P.S. 888 のゾロ目GET しました。
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No.35 -> No.34
Date: 2001/07/22(Sun) 21:43
Name: マーシャ@桑田節
Subject: Re: 初めまして
> 初めまして。牛乳ぞうきんと申します。
牛乳ぞうきんさん、こんばんは。
初カキコありがとうございます。
> 是非、マーシャさんの解釈を聞かせてください。
せっかくお題を出していただいたのにこんなことを言うのは大変申し訳ないのですが、曲全体の解釈をしてしまうと、いくらベテランで楽曲の多いサザンとはいえ、ネタ切れしてしまうのが早まりそうなので、この企画を細く長く続ける為にも、解釈はあくまでも歌詞の中の各フレーズに着目して、ということにさせてください。
かといって、“東京サリーちゃん”に関して全く触れないのも失礼なので、歌詞の解釈ではありませんが、僕がこの曲に感じていることを記します。
ダウンタウンの浜ちゃんが「倉木麻衣は宇多田ヒカルのパクリ」と発言した一件があった後、桑田さんはある番組で「自分の曲は全部パクリだ。でも、それはメロディーをそのまま使うっていうんじゃなくて・・・」という趣旨の発言をしていましたが、この曲はまさにその桑田流パクリの最たるものだと思います。
サザンの曲には、ビートルズ・ビリー・ジョエル・その他、「〜に影響を受けたことを感じさせる曲」があり、「桑田、やりやがったな!」と洋楽ファンをほくそえませたり、苦虫を噛み潰させたりしていますが、ビートルズの“アイ・アム・ザ・ウォルラス”を思わせるこの曲を聞くと、桑田さんのビートルズへの、特にジョン・レノンへの想い入れの強さが十分伝わってきます。
一貫したストーリー性やメッセージ色を前面に押し出さず、意味不明の単語を羅列するという、ジョン・レノンのある意味狂気的な世界を桑田さんはこの曲で再現していますが、こんなことができるのは、日本では桑田さんぐらいのものでしょう。
この曲を歌ってる時の桑田さんは、まるでジョー・コッカー(ご存じないかもしれませんが)がビートルズ・ナンバーを歌ってるみたいな趣きがあって、観てると頬が思わず緩みます。
> P.S. 888 のゾロ目GET しました。
末広がりの八が三つも並ぶなんて、なんて縁起がいいんでしょう。
早速トップ・ページに掲載させていただきます。
それでは、牛乳ぞうきんさん、またのカキコを心よりお待ちしています。
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No.36 -> No.34
Date: 2001/07/23(Mon) 08:32
Name: 牛乳ぞうきん
Subject: Re: 初めまして
牛乳ぞうきんです。
このコーナーの趣旨はわかりました。
以後、気を付けます。
なるほど。洋楽の影響ですか。
言われてみればそうかも知れませんね。
この形式の曲は、なかなか日本では耳に出来ないのもうなずけます。
日本にはない、新たな曲の形式を試みる。
桑田さんの音楽に対する純粋な探求心、自信がうかがえます。
どうもありがとうございました。
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