素敵な夢を叶えましょう

No.389
Date: 2003/02/16(Sun) 00:22
Name: たか
Subject: (No Subject)

マーシャさんお久しぶりです!最近このサイトにぎわってますね!一年以上前からこのサイトを見てきた僕としては自分の事のように嬉しく思います! 前置きが長くなりましたが、今回マーシャさんに解釈をお願いしたいのは、『素敵な夢を叶えましょう』の
「夏の夜に咲く花火が僕たちを繋ぐ最後の絆だと誰かが言った」
という歌詞です。卒業を間近に控えた人達の事を歌っている歌だと思うのですが、「夏祭り(もしくは花火大会)の時にまたみんなで会おう」という約束をしたとかそんな意味なのでしょうか?解釈よろしくお願いいたします。
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No.393 -> No.389
Date: 2003/02/17(Mon) 22:28
Name: マーシャ
Subject: 回答

> マーシャさんお久しぶりです!最近このサイトにぎわってますね!一年以上前からこのサイトを見てきた僕としては自分の事のように嬉しく思います!

たかさん、お久しぶりです。
たかさんのおっしゃる通り、最近ここに来てくださる方が多くなりました。
何の宣伝もしてないんですけどね。
これもひとえにたかさんをはじめ、当サイトを作って間もない頃からいらしてくださっている方々のお陰だと心から感謝しています。
本当にありがとうございます!

> 「夏の夜に咲く花火が僕たちを繋ぐ最後の絆だと誰かが言った」
> という歌詞です。卒業を間近に控えた人達の事を歌っている歌だと思うのですが、「夏祭り(もしくは花火大会)の時にまたみんなで会おう」という約束をしたとかそんな意味なのでしょうか?

♯解釈その1
学生時代を振り返ってみると、最終学年の夏は区切りとけじめの季節だったような気がします。
羽目を外して、友と遊び、語り合える時間が持てたのは夏までで、夏が終わると、未来への不安を抱きながら、受験や就職に向けて、それぞれが孤独な戦いに立ち向かう。
そんな過去を思い出しながら、解釈してみます。
♪夏の夜に咲く花火が僕達を
 繋(つな)ぐ最後の絆だと誰かが言った
「学生時代最後の夏のある夜、仲間達が集まって、一緒に夜空に咲く花火を眺めていた。
すると、誰かが“こんな風にみんな揃って、同じ時間と空間を共有する思い出作りは、これが最後かもしれないな。”と寂しそうにつぶやいた」という場面を描いたものだと思います。

♭解釈その2
この曲が収録されているアルバム“さくら”がリリースされた年の夏、サザン20周年を記念する野外ライヴが渚園で行われ、桑田さんはサザンのライヴの定番の曲や構成をこのライヴで封印するつもりで臨んでいました。
この曲が完成した正確な時期はわかりませんが、こういった背景を考えると、この詞は渚園のライヴ後に書かれた、サザンのメンバーとファンたちに向けたメッセージのような気がします。
これに基づいて、解釈してみます。
♪夏の夜に咲く花火が僕達を
 繋(つな)ぐ最後の絆だと誰かが言った
「曲の演奏が全て終わり、打ち上げられる花火を見ながら、『これでメンバーとファンたちが一緒になって培ってきたサザンの過去は封印される。
20年の集大成を締めくくる最後の花火はその封印の証として、これまで絆を深めてきたメンバーとファンたちの心の中に刻み込まれるだろう』、桑田さん(=誰か)はそう想った」という心情を描いたものだと思います。

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