みんなのうた

No.165
Date: 2001/12/23(Sun) 14:19
Name: 栞
Subject: みんなのうた

こんにちは。
前回はありがとうございました。
今回も「サザンなあなたに100の質問データ」から引用して、お題を出させてもらいます。

『みんなのうた』で「偽りのシャツに ためらいのボタン」とありますが、この部分をマーシャさんはどういう意味だと思いますか?

連休中でお忙しいところすいませんが、宜しくお願いします。
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No.166 -> No.165
Date: 2001/12/25(Tue) 00:35
Name: マーシャ
Subject: Re: みんなのうた

栞さん、前回に続いて、今回も回答が遅くなって、本当にすいませんでした。

早速僕の解釈を以下に記します。

♪偽りのシャツに ためらいのボタン

このフレーズは当時の桑田さんの心境を表していて、この曲に登場する「girl」や「You」はファンを指し、「boy」は桑田さん自身のことではないかと思ってます。

原坊の休養をきっかけにメンバー各自がソロ活動に入って、バンドとしての活動を休止していたサザンがこの曲で復活したのですが、桑田さんはソロや"KUWATA BAND"に未練を残しながら、中途半端な気持ちでサザンの再開に臨んだような気がします。

つまり、このフレーズには、サザンのイメージに囚われないソロ活動や"KUWATA BAND"をもっと楽しみたいという本心を偽って、色んなしがらみによって、ためらいがちにやむなくサザンを再開したという、そんな桑田さんの心の葛藤が表れていると思います。

No.397
Date: 2003/02/18(Tue) 21:10
Name: 猫フリーク
Subject: みんなのうた

お久しぶりです。たまに横レスでお邪魔してます。

サザン復活ののろしはまだまだ上がらない今日この頃。
「みんなのうた」についてマーシャさんの解釈を聞かせていただけたら、と思います。
言わずと知れた88年のサザン復活作ですが、どうも歌詞だけ見ると
手放しで復活バンザイ!の曲とは思えないんですよね。
カップリングは「おいしいね〜」ですし。
特に「偽りのシャツに ためらいのボタン」という部分が引っかかります。
サザン復活&10周年のおめでたさにはあまりにも似つかわしくないではありませんか。
当時は存在こそ知っていたもののファンではなかったので、どんな状況でこの歌が生まれたのか知らないことも多いです。
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No.402 -> No.397
Date: 2003/02/19(Wed) 22:12
Name: マーシャ
Subject: Re: みんなのうた

> たまに横レスでお邪魔してます。

どうぞどうぞ、大歓迎です!
猫フリークさんは、英語がご堪能で、サザンの裏話やこぼれ話にも精通されているようなので、特にその辺に関してはお任せしたいほどです(笑)。

> 「みんなのうた」についてマーシャさんの解釈を聞かせていただけたら、と思います。

“みんなのうた”と“おいしいね〜傑作物語”のカップリングには当時の桑田さんの心情がよく表れていますね。
“おいしいね〜傑作物語”が本音をさらけ出した曲ならば、“みんなのうた”は本音をちらつかせた建前の曲といった感じでしょうか。

ちなみに、“みんなのうた”に登場する「girl」や「You」はファンを指し、「boy」は桑田さん自身のことだと思います。

原坊の休養をきっかけにメンバー各自がソロ活動に入って、バンドとしての活動を休止していたサザンがこの曲で復活したわけですが、桑田さんは"KUWATA BAND"やソロ活動に未練をたっぷりと残しながら、中途半端な気持ちでサザンの再開に臨んだのでしょう。

> 特に「偽りのシャツに ためらいのボタン」という部分が引っかかります。

このフレーズには「サザンのイメージに囚われない"KUWATA BAND"やソロ活動をもっと楽しみたいという本心を偽って、ファンからの期待や関係者との色んなしがらみによって、ためらいがちにやむなくサザンを再開した」、そんな葛藤に苦しむ桑田さんの様子が描かれていると思います。
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No.405 -> No.397
Date: 2003/02/20(Thu) 22:01
Name: 猫フリーク
Subject: Re: みんなのうた

お返事ありがとうございます。

> 猫フリークさんは、英語がご堪能で

ひえ〜、カンベンしてください。私の英語力は18がピークでした。
受験英語マスター(マスターでもないか)とお呼び下さい(笑)。
桑田さんはマークシートの申し子?だったそうですね。

> 原坊の休養をきっかけにメンバー各自がソロ活動に入って、バンドとしての活動を休止していたサザンがこの曲で復活したわけですが、桑田さんは"KUWATA BAND"やソロ活動に未練をたっぷりと残しながら、中途半端な気持ちでサザンの再開に臨んだのでしょう。

それは当時のファンにも伝わっていたのでしょうか。今の状況とすごく重なるんですよね。
ソロシングルは大ヒットしましたし、ライブでは素晴らしい仲間に囲まれて本当に楽しそうでした。

> このフレーズには「サザンのイメージに囚われない"KUWATA BAND"やソロ活動をもっと楽しみたいという本心を偽って、ファンからの期待や関係者との色んなしがらみによって、ためらいがちにやむなくサザンを再開した」、そんな葛藤に苦しむ桑田さんの様子が描かれていると思います。

25周年ということで、弥が上にも期待してしまいますが、納得いく作品を出して欲しいですね。復活以降のサザンファンは待たされることには慣れています(笑)。
95年はすでにファンだったので、どんな作品で復活してくれるのかと思っていたら、なんとマンPでした。激しくズッコケたものの、孤独の太陽との落差にますますハマってしまいました。
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No.407 -> No.397
Date: 2003/02/22(Sat) 23:08
Name: マーシャ
Subject: Re: みんなのうた

> お返事ありがとうございます。

こちらこそ、いつも桑田節を盛り上げていただいてありがとうございます。

> ひえ〜、カンベンしてください。私の英語力は18がピークでした。

僕も大学受験時がピークで、その後まもなく大暴落しました。(笑)

> それは当時のファンにも伝わっていたのでしょうか。

どうでしょう。
当時の僕の周りには「サザンの曲は知っているけど、ファンというほどでもない」という人間ばかりだったので、ファンの人たちがどう感じていたのかはわからないんですよ。
あくまでも推測ですが、“みんなのうた”の詞の内容を論ずることは二の次で、とにかくサザンが復活したという事実に熱狂することが先だったんじゃないでしょうか。
ちなみに、当時の僕は“みんなのうた”を聴いて、「サザンは近いうちに解散する」、「サザンの復活は燃え尽きる前のロウソクの火だ」と思っていました。
この予想がものの見事に外れて良かったです。(笑)

> 25周年ということで、弥が上にも期待してしまいますが、納得いく作品を出して欲しいですね。

そうですね。
もし“みんなのうた”のような「記念すべき年だから、とりあえず復活してみましたよ」という感じの曲しか出来ないのなら、いっそのこと復活を延期してほしいです。

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