アルバム[ロックンロールヒーロー]

No.649
Date: 2003/07/29(Tue) 07:46
Name: ワイ
Subject: (No Subject)

アルバム[ロックンロールヒーロー]のブルーマンデイと地下室のブルースってイントロ同じですよね。あれってなんか関係あるんですかね?
ブルーは月曜
地下室は土曜
なんかありますよね。
PS.ほかにも謎が多い ですよね。
影法師の間奏の咳払いとか。
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No.650 -> No.649
Date: 2003/07/29(Tue) 23:09
Name: マーシャ
Subject: Re: (No Subject)

ワイさん、はじめまして!
管理人のマーシャです。
この度は当サイトへのご訪問及びご投稿どうもありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。

まず、ワイさんはお初ということで、僕の解釈に関して予めご理解いただきたいことを説明します。

♪便宜上、断定的な表現をすることがありますが、あくまでも僕の勝手な解釈で、桑田さんが解説したものではありません。
♪曲の全体像を詳細に解釈してしまうと、難解なフレーズを解釈するという楽しみが減ってしまうので、全体像の解釈はあくまでも大雑把なものとさせていただきます。

では、解釈をば。

>アルバム[ロックンロールヒーロー]のブルーマンデイと地下室のブルースってイントロ同じですよね。
>あれってなんか関係あるんですかね?
>ブルーは月曜
>地下室は土曜
>なんかありますよね。

アルバム“ROCK AND ROLL HERO”には少年時代の桑田さんが強く影響を受けたと思われる60〜70年代の洋楽の要素が多分に含まれていて、その中でも、“BLUE MONDAY”と“地下室のメロディ”には60年代後半のサイケデリック・サウンドの影響が色濃く現れています。

“BLUE MONDAY”と“地下室のメロディ”のイントロがよく似ているのは、両曲共サイケデリック・サウンドの再現という方向に向かって作り上げた結果、完成したイントロがたまたま似てしまったということなのかもしれません。

しかし、
♪普通なら、タイプが似ている曲を並べるのは避けるはずなのに、曲順が“BLUE MONDAY”→“地下室のメロディ”となっている。
♪桑田さんの曲作りは作曲→作詞の順番で行われることが多く、両曲共その順番で完成した。
♪“BLUE MONDAY”は月曜日のことが、そして、“地下室のメロディ”は土曜日のことが歌われている。
これらを考えると、両曲のイントロが似てしまったという偶然に桑田さんが意味の後付けをしたような気がします。

つまり、これら2曲で組曲“サイケな1週間〜except Sunday〜”なのです。

>PS.ほかにも謎が多い ですよね。
>影法師の間奏の咳払いとか。

60年代後半のサイケデリック・サウンドでは、ざわめき・いびき・咳払いの音などを曲の途中に入れたり、アルバム収録曲の曲間の繋ぎとして使うという手法がよく用いられました。

“影法師”の咳払いはその手法を取り入れたものだと思います。

さて、余談ですが、もし宜しかったら、サザンの話題に限らず、様々な話題の雑談をみんなと楽しむ為の掲示板・交流節の方にもお立ち寄りください。

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