イエローマン 〜星の王子様〜

♪イエローマン 〜星の王子様〜

ディファ有明のライヴ・ヴァージョンを初めて聴いた時、「アレンジが違うと、曲の印象がこうも違うものか」と痛感しました。
オリジナル・ヴァージョンはStarmanの降臨みたいな雰囲気で、歌詞も攻撃的なメッセージに聞こえますが、ライヴ・ヴァージョンでは歌詞が気のふれた男優の戯言に聞こえます。

こうしたヴァージョン違いはとても面白く、マニア心をくすぐるものですが、僕はサザンに全曲セルフ・カヴァーのアルバムは作ってほしくありません。
なぜなら、売れなくなった挙句の果てに過去の栄光にすがるみたいで、聴く方も惨めになるだけですから。

♪イエローマン 〜星の王子様〜

PVで激太りしたグラム・ロック・スターに扮した桑田さんの姿は衝撃的でした。
この曲及びPVの構想の元になったのは映画“ベルベット・ゴールドマイン”だと思いますが、イエローマンをブライアン・スレイドとは真逆の体型をした人物に設定するあたりはいかにも桑田さんらしいですね。

あのイエローマンはウケ狙いのパロディーだったんでしょうか?
それとも、肥大したロック産業を象徴し、皮肉ったものなんでしょうか?

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