せつない胸に風が吹いてた
♪せつない胸に風が吹いてた
曲調が軽快なので、サラッと聞いてしまいがちですが、歌詞を読んでみると、この曲は桑田さんの真情を描いているようで、「成功者が味わう孤独と悲哀」といった、とても重いテーマのように思えます。
「売れた先には孤独が待っていた」
僕は、ビートたけしさん、島田紳助さん、和田アキ子さんなどの大物芸能人がこのような趣旨の発言をしているのを見聞きしたことがあります。
もしかすると、ミュージシャンとして大成功を収めた桑田さんも同じような心境なのかもしれません。
♪せつない胸に風が吹いてた
学生時代を回想しながらも、“Ya Ya〜あの時代(とき)を忘れない〜”や“夕陽に別れを告げて”とは趣が異なっていて、この曲から桑田さんの同世代の人たちに対する視点が変わってきたように思えます。
特に“真夜中のダンディー”から“ROCK AND ROLL HERO”までのソロ作品を聴くと、そんな気がしてなりません。
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