リボンの騎士
♪リボンの騎士
サザンのアルバムに収録されている原坊ヴォーカルの曲はよくアイドル歌手などにカヴァーされていたものですが、近年はどうなんでしょう?
もし他の歌手がカヴァーするにしても、この曲はかなり難しいでしょうね。
曲のイメージをエロに偏らせるのは簡単ですが、癒しと同居させて、絶妙なバランスを保てるのは、原坊以外にそう何人もはいないんじゃないでしょうか。
♪リボンの騎士
一歩間違えれば「痴女の誘惑」になりかねないエロ歌ですが、それを癒しの歌に聞かせているのはひとえに原坊のキャラクターに負うところが大きいと思います。
でも、僕の中で「女性を抱きたい」という欲求と「女性に癒されたい」という願望は同列にならないので、この曲を聴いても、いまいちグッと来ないというか、興奮するでもなく癒されるでもない中途半端な感じがして、感情移入できません。
また、僕は掲示板・桑田節の回答で「手塚治虫さんの代表的な少女漫画である『リボンの騎士』をそのままタイトルに使用したのは愚行だと思っていた」と過去形で書きましたが、内心では「何も自己のオリジナリティーを放棄してまで、そして、ネーミングのセンスのなさを非難されるのを覚悟してまで使うことはなかったんじゃないか?」と今でも疑問に思ってます。
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