ネオ・ブラボー！！

ネオ・ブラボー！！

♪ネオ・ブラボー！！

この曲で印象に残っているのは“ゴン太君のつどい”でのライヴ・ヴァージョンです。

この曲はカリフォルニアの香り漂うアメリカン・ロックで、ライヴでもスタジオ・ヴァージョン通りに演奏されてきたんですが、“ゴン太君のつどい”ではちょっと趣きが違っていました。

当時休養していた大森さんのピンチヒッターとして参加した斎藤誠さんのギターの音色とバッキング、それに、かつてはハンド・マイクを持ってこの曲を歌っていた桑田さんもギターを弾いたことが相まって、この曲の雰囲気がアメリカン・ロックからブリティッシュ・ロックに変わったんです。

実を言うと、僕がこのバンドの化学反応に気づいたのは後にTBSで放送されたテレビ番組を見てのことで、横浜アリーナで見ていた時はこの曲をやってくれたことにただただ興奮していました。

♪ネオ・ブラボー！！

サザンの曲はこれまでにドラマ・CM・映画と色々なタイ・アップをしてきましたが、この曲はなんとTBS系列の“筑紫哲也NEWS23”のエンディング・テーマという、珍しいジャンルの番組で起用されました。

桑田さんは気に入ってるのに、大衆には不人気という温度差のある曲がありますが、この曲はその逆のパターンで、大衆からの人気はあるのに、桑田さんはどうやら気に入ってないようですね。
具体的にどこがどう気に入らないのか、一度聞いてみたいものです。

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