Japaneggae(ジャパネゲエ)

♪Japaneggae(ジャパネゲエ)

初めて“Japaneggae(ジャパネゲエ)”というタイトルを目にした時、ジャパン+レゲエの造語であることには気づいたものの、てっきり“レゲエに首ったけ”や“来いなジャマイカ”に次ぐバリバリのレゲエ・ナンバーだとばかり思っていました。

ところがどっこい、聴いてビックリで、僕は心の中で叫びました。
「ポリスじゃん!」

ご存じない方に説明しますと、ポリスというのは70年代後半から80年代前半に掛けて一時代を築いたイギリスのバンドで、現在ソロとして活躍しているスティングが在籍していました。

ポリスの曲にはレゲエの影響が見られていたんですが、演奏はジャズやプログレに裏打ちされた独自のもので、“ホワイト・レゲエ”と呼ばれていました。

“Japaneggae(ジャパネゲエ)”というタイトルには「ポリスの“ホワイト・レゲエ”を継承しつつ、和の要素も取り入れた、日本人による新たなレゲエを創りたい」という桑田さんの想いが込められているような気がします。

♪Japaneggae(ジャパネゲエ)

日本語の不自由さに悩んでいた桑田さんが古語を使用して、日本語と英語の融合(?)に挑んだ意欲作です。
サウンド的にもデジタル技術を駆使していて、初めて聞いた時はこの曲の古今東西&和洋折衷にかなり驚きました。

最近のライヴでは『Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)〜素敵な春の逢瀬〜』のオープニングで演奏されましたね。
僕は横浜アリーナで観たんですが、この曲が始まった時、隣の見知らぬカップルが「何、この曲?」と言いながらポカ〜ンとしてたのが印象に残ってます。

CDもDVDも書籍も、探しものならAmazon.co.jp!

inserted by FC2 system