ただの歌詩じゃねえか、こんなもん

今でこそ何をやっても認知され、高い評価を得る存在になった桑田さんですが、デビュー当時はミックと同じようなバッシングを受けていました。

“夜のヒット・スタジオ”に初出演した時、日本のミュージシャンとして初めて歌詞がテロップで流れたという珍事は「何を歌っているのかわからない」ということの象徴的な逸話で、ご存知の方も多いと思います。

又、歌詞に関しては“勝手にシンドバッド”の「砂まじりの茅ヶ崎」や「胸騒ぎの腰つき」などの表現がおかしいなどと散々ケチをつけられ、それはもうボロクソにけなされていましたし、桑田さん作による原坊初のソロ・シングル“I Love You はひとりごと”が放送禁止になるという憂き目にも遭っています。

桑田さんが「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」と言い放つのも、ファンによる「〜にはどういう意味があるのか?」という議論を「イマジネーションの履違え」と表現するのも、全てはマスコミからバッシングを受けた辛く苦い経験がそうさせるのではないでしょうか。

CDもDVDも書籍も、探しものならAmazon.co.jp!

inserted by FC2 system