逢いたくなった時に君はここにいない

♪逢いたくなった時に君はここにいない

サザン・ファンの皆さんには、自分の実体験に近い内容の曲や自分の気持ちを代弁しているかのような曲がそれぞれあると思いますが、僕の場合は、この曲がそれです。

とても好きな曲で、サザン版"YESTERDAY"といった内容の詞をずっと客観視できていたんですが、ある時を境に、この曲のタイトルでさえ、見るのも聞くのも辛くなりました。

今はまた落ち着いて聴くことができます。

♪逢いたくなった時に君はここにいない

未練や後悔など、気持ちがマイナスの方向に向かっているテーマなのにもかかわらず、それをマイナー・キーでは作らずに、切ないメロディーに乗せるという、桑田さんの得意技がフルに出てる曲ですね。

♪逢いたくなった時に君はここにいない

この曲を聴いて、または歌詞を読んで、気づいてる方も多いと思いますが、この曲の詞には英文節が全く出てきません。
歌詞の表記上、AhやOhは英語になってますが、英単語を使った文節が一つもなく、全て日本語で書かれてるんです。
それだけに歌詞の意味が直に伝わって、切なさが胸に突き刺さってきます。

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