伝聞節〜ケイスケ君のお父さん〜

ケイスケ君のお父さん 投稿者:pebble beach 投稿日:2007/05/19(Sat) 04:49 No.700

なくなられたお父さんのご冥福の為にもう1話をお送りします。初めてお会いしたのは確か横浜のホテルでコンサート会場が隣にあるところでした。私たちの仕事だったコンサートで娘に会いに来たのです。ケイスケ君のお姉さんです。


あわててご挨拶を始めました。

『初めまして、何々と申します。世の中の事がよく判らず、えりこさんには何時もお世話になっています。』

『アー、あなたの話はよく聞いているよ。
俺ねー、若い頃、何々人に随分ぶん殴られてサァー。
イヤー、強いんだよ、あいつ等ー、ホントに』

何々人とは私の人種である。

『えっ!? あぁ!申し訳ございません!!』

『いやあ、いいんだよ。殴られたけどいい奴らでさあー、結局は友達になったからねえ』

『あ、いえ、でも、うちの国のものが、あの、、、、』


こういうウイットのあるお父さんである事は家族にとって反面問題でもあったかもしれないけれど、それでも羨ましい気持ちがわきました。

お姉さんとお父さんはその頃まだぎくしゃくしていたけれど、お互いに仲よくしたい気持ちが傍目にもよく判っていい感じでした。私には2人がお互いに照れくさく思っている様に見えました。娘に会いたくて、日本にきたと知って、会いにくる。で、どうもちょっと、何故だか照れてしまう。



彼のお父さんの面白さといったものを歌にして欲しいですね。
この父なくして、ケイスケ君はなかったかも知れません。

こういう話でケイスケ君の音楽がもっと理解し易くなるかな。
そういう願いで書いています。



お顔は判で押したがごとくそっくりです。
えーと、南田陽子の夫、なんて言いましたか、、、
その人が自分によく似ているので養子になって欲しいと行ったそうです。そういわれると、、、よく似ていますね。

Re: ケイスケ君のお父さん マーシャ - 2007/05/21(Mon) 21:39 No.704

> こういう話でケイスケ君の音楽がもっと理解し易くなるかな。
> そういう願いで書いています。

芸術作品には必ず作者の生き様が反映されるものであり、そして、その生き様に関わる人・物・出来事を知ることは作品をより深く理解することに繋がると思います。
貴重な体験談のご紹介どうもありがとうございました。

> お顔は判で押したがごとくそっくりです。
> えーと、南田陽子の夫、なんて言いましたか、、、

長門裕之さんですね。
桑田さんが長門さんそっくりなのは有名ですが、お父さんも似ていたんですか。
それは知りませんでした。
どうもありがとうございました。

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